認証機関の移転とは
IAF加盟の認定機関(JAB,ISMS-AC,UKAS等)から認定されている認証機関で、
ISOの認証登録をされている企業が認証機関を変更することを「移転」と呼びます。

昨今、次のような不満から認証機関を「移転」する企業が増えています。

  • 審査は毎年違う審査員が対応し、審査の着眼点にばらつきがある
  • 審査員の力量の差が大きく、自社にプラスになるコメントがもらえない
  • 審査がマンネリ化をして、効率化・継続的改善が進まない
  • 形式だけの審査に対して疑問(不満)をもっている

移転後のお客様の声

移転理由
移転後の感想
  • 規格の適合性審査中心への不満
    現場での運用を尊重し、無理にISO規格を押し付けない審査がよかった。
  • 重箱の隅を突く審査
    現場重視、現場の仕組みをいかにPDCAを回して改善するかの視点の審査が新鮮だった。
  • 現場が答えられない質問をする
    現場が答えられる質問・表現方法で、答えることによって参加の充実感がよかった。
  • ISOと現場の乖離(二重管理体制)
    • 二重管理から脱却できた。
    • 現場のISOに対する理解が浸透した。
  • 専門性の低い審査対応
    • 当社の実情を理解してくれたコメントが多かった。
    • 全てを型にはめることなく活動実績を尊重した。
    • 自社の事業に精通したコメントが多く、今後に向けた改善活動のヒントを得られた。
  • 審査員のバラツキが大きい
    指摘内容に関して一貫性があり納得できる内容だった。
  • 審査以外のサービスメニューの不足
    審査以外にも無料のセミナー・他社の事例発表の講演会の場があり非常に有効だった。

移転の流れ

移転申請の際にご提出していただく資料
  • 審査登録申請書
  • 事前調査書
  • 移転内容確認書
  • 登録証の写し(付属書含む)
  • 審査報告書(過去3年間の審査報告書:不適合事項の是正完了が判断できる資料)
  • 組織概要説明書(会社パンフレット)
  • 組織図
  • マネジメントシステム関連文書等
  • 認証マークの使用状況がわかるもの(使用している全てのサンプル…名刺・パンフレット等)
  • 日科技連 所定様式
  • 現行認証機関の様式
  • 貴社 自由書式