FSSC 22000規格の概要

FSSC22000規格を理解するためには、GFSIについて理解する必要があります。

GFSIとは、グローバル・フードセーフティー・イニチアティブの頭文字であり、グローバルに展開する食品事業者が集まり、食品安全の向上と消費者の信頼強化に向け様々な取組を行う機関です。

GFSIは、2001年8月にGFSIガイダンス文書の草案を公表しました。これ自体は食品安全基準ではありませんが、世界中の食品安全の専門家の助言を受けて起草されたベンチマーキングモデルは、食品安全認証規格がGFSIによって承認されるプロセスを規定しています。現在、GFSIによって承認された食品安全認証規格として、BRC、グローバルGAP等がありますが、その中の一つとしてFSSC22000規格があります。

FSSC22000規格の狙いは、この規格が持続的に国際要求事項を満たすことにより、世界中の顧客に対する安全な製品の提供を保証する認証を与えられることを確実にすることにあります。

FSSC 22000規格要求事項の構成

FSSC 22000は、ISO 22000の要求事項、フードチェーンカテゴリーと関連したセクターPRP(ISO/TS 22002-1やISO/TS 22002-4等)の要求事項、及びFSSCの追加要求事項を組み合わせて使用する認証スキームです。

FSSC 22000認証取得から得られるメリット

  1. 食品安全管理の信頼性が高まる
  2. 消費者に与える企業イメージが向上する
  3. ビジネスチャンスが拡大する
  4. リスクマネジメント・コンプライアンス機能が強化する
  5. 食品安全に関する社員意識が向上する

食品に関連する事故や、製品回収事例は後を絶たず、食品の安全性に対する社会の目も厳しくなっています。また、日本食が海外から注目され、対米、対欧州輸出が盛んになる中で、FSSC22000に取り組むメリットは大きいと言えます。